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「後ほど」と書いてから2週間・・・。
やっと左膝の痛みも完治しました。
河口湖マラソンでは、完走者にしかTシャツをくれません(なんてケチなんだ)。
でも、諦めそうになったとき、このTシャツを手にしたいという思いで前に進めました。
思い出とともに、僕の新しい宝物です
11月30日7時30分スタート 快晴で絶好のマラソン日和
→13kmまでは同期の仲間と一緒に軽快に
→桃色ランニングの女の子をペースメーカーに、ちょっとのんびりハーフまで(ハーフまで2時間くらい、なかなかいいペース)
→23km付近、左膝にちょっと違和感
→24km左膝終了何気なく一歩を踏み出した瞬間、かつてない鈍い痛みに襲われる。
→拷問のような時間の始まり。歩くだけでも激痛、それでも無理して歩いていたら右もも裏、左ふくらはぎ、右膝、左もも裏、右ふくらはぎと順々に壊れていく足・・・。
→31km付近で5時間30分のペースメーカーに抜かれ、強制収容の危機(制限時間6時間)
→足の痛みはもう諦め、「僕の足はこういうもんなんだ、痛くて当たり前」という意味不明の開き直りで再び走り始める。300mも進めず立ち止まり、歩き、ストレッチをしてまたちょっと走る、を何度も繰り返す(ちょっと泣く)。
→40km付近、朦朧とした意識の中ふと顔をあげると、そこにはあまりにも雄大で神秘的な富士がそびえていて・・・。今さらながら、沿道で応援してくださる人たちへの感謝の気持ちが溢れてくる。
→41km付近、とっくに完走して心配してくれた先輩が自転車を借りて迎えにきてくれて感動
→5時間53分47秒、制限時間ぎりぎりのタイムで、仲間に励まされながらゴール
ゴール直後に、完走Tシャツをもらったとき、そして仲間が拍手で迎えてくれたとき、嬉しくて涙がでました
42.195kmのほとんどはつらく苦しいことばかり。
それでも、あの富士の光景や、待っていてくれた仲間の笑顔、そんな一瞬に出会えるのなら僕はまた走りだせます