この素晴らしい世界を生きるために
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友人のブログに紹介されていて、どうしても気になって読みました。
読ませる!
これほど読ませる本はなかなかない!
飛込みにかける3人の少年たち。
ライバル、コーチ、友人、恋人、家族・・・すべての想いが重なり合っていく。
最高の構成と描写に、鳥肌が立ちっぱなしでした。
高さ十メートルからの飛翔。
時速六十キロの急降下。
わずか一・四秒の空中演技。
前宙返り三回半抱え型、前飛込み伸び型、前逆宙返り二回半蝦型・・・
トランポリンをやっていた自分には、その視界や感覚がなんとなく想像できる。
想像しただけで怖くて怖くて身が震えるようです。
でもその恐怖と快感を味わいたくて、そして僕もなにかを越えたくて、ダイブしたくなりました。
この世界の、この時代の、この毎日の至るところに存在する見えない枠を越えること。
越えて、自分にしか見ることのできない風景をつかむこと。
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