この素晴らしい世界を生きるために
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
雪穂と亮司・・・
この二人の関係をどう言葉にしたらいいのだろう。
寒気がするほど暗く、それでも心を激しく揺さぶられる。
この小説には「真相」なんてない。
笹垣、篠塚一成、典子、友彦、奈美江、江利子・・・多くの人々が一時触れた「彼」と「彼女」が浮かび上がるだけ。
僕たちにはその気持ちを想像することしかできない、或いは想像することさえ許されていないのかもしれない。
「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった。あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの。わかるわね。あたしには最初から太陽なんかなかった。だから失う恐怖もないの」
なんとなくむなしいけど、ブログパーツを貼り付けてみました
んー溶けるぅ

んー溶けるぅ
