この素晴らしい世界を生きるために
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昨日夢を見ました。
僕は、学校の先生みたいなことをしていて
子どもや他の先生と一緒に仮設の図書館に向かって歩いています。
知っている場所のはずなのに、いつの間にかみんな一緒に道に迷ってしまうんです。
子どもたちは平気で遊んでいるけれど、僕は急に不安になってきて
「ひとりで道に迷うのは怖くない。僕はそれを楽しむことさえできる。でも・・・みんなで道に迷うのは、不安で、涙がでるんだ・・・。」
そう言って、僕は涙が溢れるのをどうしても堪えることができないんです。
子どもたちに涙を見られるのがいやで、どんどん先に歩いていくと、すぐに図書館に続く道にでるんです。
目が覚めたあと、不思議な気持ちでした。
夢の中で僕自身が言った言葉が妙に心に残っていて、「それは逆なんじゃないのか」と思ったんです。
普通なら、ひとりよりみんなでいたほうが心細くないはずなのに。
でも、その言葉を何度も思い返してみると、なぜか僕はしっくりと納得できるようになったんです。
「ひとりのほうが気楽だから」とか「ひとりのほうがいい」なんて理由ではなくて。
みんなで道に迷うことは、僕にとってはどうしようもなく不安だけれども、「悲しい」ことではなかったんです。
だから、あんなに涙が溢れてきたのだと、僕は思うのです。
夢の中で僕自身が言った言葉なのだから、僕が考えた言葉なんだろうけれど、ふと意外なことに気づかせてもらいました。
まだ自分自身はかりかねているけれど、なんとなく覚えておきたい言葉です
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