手のぬくもり

一昨日、貧血で倒れました。
何にもしていないときにあんなふうになるのは、生まれて初めてだったので怖かったです。

ただ、怖さよりも、ずっとずっと大事なことを感じることができました。
それは、ひとの手のぬくもり

しびれて冷えた手に、ひとの手が触れたときの、あの感覚は忘れがたいものです。
ただ温かいというのではなく、内側からじわっと、こう、ふわっと包まれるような、んー、じかに生命に触れたというか、決して火傷しないたき火にあたっているような・・・

そうか、この上手く言葉にできない、この感じを、「ぬくもり」というのか。
忘れかけていたものを思い出せました。
きっと、ひとが生きていくうえで、これは忘れてはいけないものです。

僕が大事にしたいひととの繋がり、
その最も単純で、だからこそ強い（強すぎる）繋がりをみました。

これも、いい経験です