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ホロフォニクス(立体音響技術)!!
これは本当にすごい!!
「音を聞く」というのとは、明らかに異質な感覚です。「音を感じる」って言ったほうがいいかな。
マッチを擦る、髪を切る、炭酸飲料をコップに注ぐ、紙袋を被せる、花火が上がる、蜂が飛ぶ・・・
実際にすぐ近くでそれが起こっていると錯覚するほど、位置まで再現されたリアルな音なんです。
僕は悪寒とともに、何度も後ろを振り向きました・・・
Holophonics ホロフォニクスとは、神経生理学者 Hugo Zuccarelli ヒューゴ・ズッカレリが開発した立体音響録音システムの総称である。
収録された場所の上下、左右360度の音の立体的知覚を記録、再生することが可能。ホロフォニクスの録音は、バイノーラル録音とよく似たダミーヘッド型の機器と、ズッカレリによって秘匿され公開されていない処理方法によって行われる。
現在に至るまでも秘匿され続けているその原理および方法について、ズッカレリ自身のコメントなどを総合すると以下である。
1:耳が音を出していて、その参照音と外界の音の干渉を脳が読取ることによって、位置情報を得ている。
2:合成した参照音とともに外界の音を録音する。
3:再生すれば、脳は自分自身の参照音波を出し、脳はその情報を解読しその録音された周囲の状態を再生する。
つまりホロフォニクスは、レーザー光を使ったホログラムの音響版と言えるような原理であるらしい。
http://www.23net.tv/xfsection+article.articleid+69.htm
ってことらしいです。
・・・よくわからん。
開発者のズッカレリさんは、このホロフォニクスの技術の秘密はただの音響ということにとどまらず、様々なテクノロジーを急速に改変してしまう可能性があるとして、現在もその秘密を隠し、第三者の使用も許可していないそうです。
なんかおそろしいですね・・・
5.1chサラウンドのようにたくさんのスピーカーを使って臨場感を出すシステムとは根本的に違って、脳に錯覚を起こさせる技術みたいです。
とにかくホロフォニクスは、「百見は一聞に如かず」!
これはぜひ一度「体験」してみてほしいです!








ついに、ついに、中日ドラゴンズが日本一になりましたー

53年ぶりの悲願達成に、嬉しくて、嬉しくて、涙がでました

夜のあいだ、ほとんど眠らずに、自分の物語のように、読み通しました。
これは、「生」と「ゆるし」の物語。
この本に出会えて、僕の人生は変わるかもしれない。
なんて言うと、大げさかもしけないけど。
いつか-いまじゃなくて、いつかでいいから、僕も僕をゆるしてあげたいと、願うことができたんです。
「でもな、シュン、俺は思うんだけどな、人間は前ばっかり向いてるわけにはいかないんだよ。下を向いたり後ろを振り返ったりするのが人間だと思うんだ」
「それはわかるけど・・・・・・わざわざつらくなる思い出を振り返ることはないだろ」
「違う」
きっぱりと-いや、もっと強い口調で、雄司は言い切った。
「振り返らなきゃいけない思い出なんだ、戻らなきゃいけない場所なんだよ、カシオペアの丘は」
ほしは、みえないよな、ひるまは。
「うん・・・・・・」
でも、ほしはあるんだよ、ずっと、そらに。あさでも、ひるまでも、ゆうがたでも、はれたひでも、あめのひでも、ゆきのひでも。
この前読んだ『流星ワゴン』がとてもよかったので、また重松清さんの本を手に取りました

『その日のまえに』というタイトルにも惹かれました。
誰もが「その日」を見つめて、「その日」に向かっていく。
でも、「その日」でおわりではないということ。
そのことに涙がでました

寂しくて、悲しくて、悔しくて、理不尽で、不幸せで・・・。
でも、なにもかもなくなるわけじゃない。
あたたかいものさえ残るのだと知りました。
最後の一つ前のはずだった手紙が、じつは正真正銘の最後だったんだと知る瞬間は、僕自身がこの世から去ってしまう日まで訪れない。それでいい。和美と二人で見つめていた「その日」は、僕たちが思っていたほど、きれいに、すっぱりと和美を連れ去ってしまうものではなかった。割り算の余りのような「その日」の半端なかけらを、僕はずっと持ち歩いて、捨てられないまま、いつか死ぬ。
それでいいじゃないか、ほんとうに。