この素晴らしい世界を生きるために
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ある人にすすめられて出会いました
とてもとても印象深い本。
でも、うまく言葉にできない。
魅力的で、凶暴で、幸せで、狡くて、官能的で、哀しくて、打算的で、乱暴で、気持ちよくて、純粋で、冷たくて、寂しくて、恥ずかしくて、嬉しくて、挑発的で、感情的で、愚かで、苦しくて、執拗で、寛大で、攻撃的で、柔らかくて、甘くて、孤独で、傲慢で、優しくて、痛くて・・・どれだけ言葉を重ねても足りないような気がする。
“本当に本当に、この人が好きだ”という想い。
僕はいつかまた、はじまりの空を見上げることができるだろうか。
もう一度、触ってみたい。彼が誰のものでもないのなら、その身体に。そして、まだ塞がらずに血を流している心の傷に触れて、痛みに顔を歪める彼の顔をそって撫でて、睫毛に載っている涙の粒を舐めてみたい。
私は、哀れで幸せで、悲運で果報者で、そして、甘美な思い出を味わいながら魂は緩やかに滅んでいる。
いままで私は、歳がどうだとか、立場が違うとか、そんなも気にしたことがなかった。好きになるっていうのは、どんなこともはね飛ばして潰してしまう強い気持ちで、それくらいじゃないと本当に好きじゃないんだって決めてた。
誰かを好きになるって、自分の感情に身を委ねてしまうことじゃないのかも知れない。私は最近、そんなふうに考える。
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