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すっごく楽しみです



茨木のり子さんは、とっても心に残る(心に刺さる)詩を多く書いた方です

詩集もぜひおすすめしたいです

自分の感受性くらい 茨木 のり子
ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
昨日夢を見ました。
僕は、学校の先生みたいなことをしていて
子どもや他の先生と一緒に仮設の図書館に向かって歩いています。
知っている場所のはずなのに、いつの間にかみんな一緒に道に迷ってしまうんです。
子どもたちは平気で遊んでいるけれど、僕は急に不安になってきて
「ひとりで道に迷うのは怖くない。僕はそれを楽しむことさえできる。でも・・・みんなで道に迷うのは、不安で、涙がでるんだ・・・。」
そう言って、僕は涙が溢れるのをどうしても堪えることができないんです。
子どもたちに涙を見られるのがいやで、どんどん先に歩いていくと、すぐに図書館に続く道にでるんです。
目が覚めたあと、不思議な気持ちでした。
夢の中で僕自身が言った言葉が妙に心に残っていて、「それは逆なんじゃないのか」と思ったんです。
普通なら、ひとりよりみんなでいたほうが心細くないはずなのに。
でも、その言葉を何度も思い返してみると、なぜか僕はしっくりと納得できるようになったんです。
「ひとりのほうが気楽だから」とか「ひとりのほうがいい」なんて理由ではなくて。
みんなで道に迷うことは、僕にとってはどうしようもなく不安だけれども、「悲しい」ことではなかったんです。
だから、あんなに涙が溢れてきたのだと、僕は思うのです。
夢の中で僕自身が言った言葉なのだから、僕が考えた言葉なんだろうけれど、ふと意外なことに気づかせてもらいました。
まだ自分自身はかりかねているけれど、なんとなく覚えておきたい言葉です
今日は、暦の上では「立冬」です
でも、小春日和でぽかぽかしてます
こんな日は、紅葉狩りに行きたいですね
おじいちゃんのようにしみじみと季節を感じる、今日この頃です