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身長や体重、血圧、心電図などいろいろ測ったけど、そのなかに血液検査があって久しぶりに注射されました

いくつになってもあの針にはちょっとびびります


一番つらかったのは検査のために朝ご飯抜きだったから、お腹がぺこぺこだったこと

でも、健康だったから安心安心

フィリップ・キャンデロロというフィギュアスケートの選手を覚えていますか?
1994年リレハンメルオリンピック、1998年長野オリンピックで2大会連続の銅メダルを獲得した選手です。
でも、そのメダルの色以上に記憶に残る選手でした。
とくに長野オリンピックのフリープログラム、三銃士の「ダルタニアン」は伝説といってもいいと思います
華麗に舞い、剣を振るう姿は本当に本当にかっこよくて、ストレートラインステップでの決闘のシーンは見る者すべてを魅了しました(写真はプロになってからの「ダルタニアン」)
たしかに今の選手のほうが技術はずっと高いです。
でもキャンデロロほど魅せる演技をする人はいないし、もう現れないのではとさえ思います。「氷上のジゴロ」とまで言われたお茶目なパフォーマンスも
長野オリンピックのエキシビジョンではずっと歓声が鳴り止まず、特別にアンコールの演技をしたほど愛された選手でした
僕もこのキャンデロロを見たからフィギュアスケートが好きになったんです
今日久しぶりにその「ダルタニアン」の映像を見たんです。
やっぱり最高でしたー
http://www.shanfan.com/skating/videos/candeloro/candelorovideos.html
偶然巡り会った本。たまたま探していた本がなかったから、時間をつぶすために手に取った本。
でも、その巡り合わせに感謝しました。
「サイテーの、サイアクの、もう、めちゃくちゃでどーしようもない現実でも」
“親子”だからこそこんなに不器用で
“親子”だからこそこんなに切なくて
“親子”だからこそこんなにもあたたかい
物語がはじまってすぐの、こんな言葉で、もう僕は「流星ワゴン」に吸い寄せられていたんだろうと思います
今夜、死んでしまいたい。
もしもあなたがそう思っているなら、あなたが住んでいる街の、最終電車が出たあとの駅前にたたずんでみるといい。暗がりのなかに、赤ワインのような色をした古い型のオデッセイが停まっているのを見つけたら、しばらく待っていてほしい。
橋本さん親子があなたのことを気に入れば-それはどうやら健太くんに選択権があるようなのだが、車は静かに動きだして、あなたの前で停まるだろう。
助手席の窓が開く。顔を出した少年が、健太くんだ。
「遅かったね」と健太くんは言うはずだ。
ドアロックが解除される。
「早く乗ってよ。ずっと待ってたんだから」
健太くんは少し生意気な、しかし元気で明るい男の子だ。
あなたはきっとドアを開ける。自分の意志というより、なにかに吸い寄せられるようにして。
三列シートの二列目に座ってドアを閉めたら、ドライブが始まる。
行き先は尋ねないほうがいい。訊いても無駄だ。健太くんはいたずらっぽく笑うだけでなにも答えてくれないし、橋本さんは黙って、車のスピードをぐんぐん上げていく。不思議と怖い気はしない。いや、「不思議と」と感じることさえ、ない。
やがて窓の外が明るくなる。
気がつけば、あなたは懐かしい場所-あなたにとってたいせつな場所に立っている。
僕がそうだったように。
ちょっと前に読み終わっていたんだけど、どう書いていいかわからなくて迷っていました・・・。
「失う」ということは、やっぱりつらく悲しい。
それがどうしようもないことであっても、たとえ「約束」であっても・・・。
なにも失わないということはない。
それでも、なにもかも失うということもきっとない。
大切な大切なものは、いつもそばにある。
刺すように痛いけれど、やっぱり宝物のような言葉でいっぱいでした。大事な本です
「あのね、人が出会うときにはどうして出会ったかっていう意味があって、出会ったときに秘められていた約束っていうのが終わってしまうと、もうどうやってもいっしょにいられないんだよ。」
自分は被害者だ、だまされた、相手がひどいというふうに思うと、うそでも一瞬は楽になるのだが、ほんとうのことではないのでいつしか重くなってくる。
肉が切り裂けるような真実のほうがいつだって絶対にましなのだ。
楓の手はいつまでも強く私の手を握っていた。
「お口があるんだから、お話すればいい。」
私は言った。
楓は笑った。
「変なことをたくさん聞かせてごめん。」
「人間なんだから、当然よ。」