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ある人の「絶対読んだ方がいい!」という薦めで読みました。 この本に描かれているのは、眩しいほど純粋な人たち、痛いほど純粋な愛。 「純粋」というのは必ずしも真っ白じゃない。どれだけ傷ついても、迷っても、純粋でいられると気づきました。 この本に出会わせてくれた人に、「ありがとう」。 「この世に百の恋愛があるとする。でも、そのうちの九十九は偽物よ。なぜかって、自分のための恋愛だから。私は、百のうちにひとつしかない本物の恋をしていた。それは、すべてを愛する人に捧げつくせる恋愛です。あの人のためなら命もいらない。お金も、誇りも、私自身の恋する心すらもいらない。」