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木星往還船乗組員ハチとサリーの会話（『プラネテス』より）
ハチ 「カミさんの友達に異星人がいてさー面白いこと言うんだそいつ なんでも宇宙にゃ異星文明がいくつも集まって作られた銀河連邦っつー組織があってな その組織の派遣したUFOがこの太陽系をいつも監視してるんだと」
サリー 「ふーん ごくろう様だねェ」
ハチ 「銀河連邦はオレ達人類が連邦に加盟する日をな 心待ちにしてるんだそうだ」
サリー 「へーえ 連邦加盟の条件は？」
ハチ 「それはヒミツらしい オレ達人類が自分の力で発見して自分の力で体得しないといけないらしい」
（中略）
ハチ 「船長がさ もし彼の目指す通りにさ 人間みんな一人残らず赤ン坊からじいちゃんまで 心から感動させる名スピーチができたならさ・・・」
サリー 「・・・なるほど でもムリでしょ」
ハチ 「・・・ムリかなぁ」
サリー 「ムリよ 船長にはムリっていう事じゃなくてね 人の心はわからないものよ たとえそれが親友や家族であってもね でもさ だからこそ生きるのが面白いんじゃないの？」
ハチ 「・・・ムリかなぁ・・・そうかなぁ・・・」
どうしても伝えたいのに、伝わらない、伝えられない
そんな想いがいっぱーーーーーい、それこそ星の数ほどあります
このブログを書いていても、伝えたいことをちっとも表現できません。
たしかになかなか伝わらないからこそ、想いが少しでも伝わったときの喜びは大きい。それはとびっきりのプレゼント
それに「僕には人の心のすべてがわかるのさ」なんていうやつはやっぱり信用できん
でも、もしすべてのひとに想いを伝えることができたなら・・・そんな夢を見ることも大事だと思うのです
言葉じゃなくても、文章でも、絵でも、踊りでも、音楽でも・・・どんな表現方法でもいいんです。大人にも、子どもにも、赤ン坊にも、どんな国のひとにも、どんな宗教のひとにも、男の子にも、女の子にも・・・それこそ異星人にも、みんなに。
そんな想いをあきらめきれないないことを、「・・・ムリかなぁ・・・そうかなぁ・・・」を、僕は、伝わらないことによる喜びと同じくらい、大事にしたいなぁ。
たったひとりに伝えたい想いも、伝わるといいなぁ・・・。
そのひとは、完璧なんかじゃない
ちゃんと弱いところも、悩みもあって
でも、その弱いところも悩みさえも大切にして
幸せそうに笑うことのできるひと
話をしたり、書いた文を読むと
僕はなにが大切だったのかを思い出すことができる
優しいきもちになることができる
その感じ方や考え方
そのひとのなかにある「幸せ」や「正しさ」を、僕は信じることができます
つらいとき助けてくれて、本当にありがとう
p.s.僕も書きました（笑）
休憩中にちょっとずつ読み続けて、ついに読破してしまいました
本屋さんごめんなさい
陸上にかける少年たちを、これ以上ないくらい熱く描いてくれました。
新二、連、仙波、高梨、根岸、鍵山、桃内・・・赤いタータンの上を走る姿を、僕ははっきりと見たような気さえします。連の走りの、その美しさに速さに、いつも鳥肌が立つんです
そして、泣けました
これからも連は走り続ける。俺も走り続ける。同じトラックの違うレーンを、同じタータンを踏んで違うスタイルで、俺たちは走り続けるだろう。
これは兄が父の日ということで作った料理です
チーズリゾットと塩豚のステーキ。とってもおいしかったです
とくに塩豚は、一週間も前から豚のロース肉（１㎏）を塩に漬け込んでいたので、うまみが閉じこめられている感じで、僕の豚肉料理ランキングでも上位の味でした
よーし！僕も負けてられません
包むはずが切り刻んで
撫でるつもりが引っ掻いて
また愛 求める
解り合えたふりしたって
僕らは違った個体で
だけどひとつになりたくて
暗闇で もがいて もがいている
（Mr.Children）
この掌につかんだと信じていたものは
もうなくなっていた
それはわかっていたけれど
ずっと目を背けていた
それは大き過ぎて、あるいは小さ過ぎて
離れ過ぎて、あるいは近過ぎて
曖昧過ぎて、あるいは確か過ぎて
それは、愛し過ぎて
この掌じゃつかめなかった
もうなにもかもが崩れてしまったみたいで
いつ終わるともしれない痛みと
夢のような記憶
それだけがとめどなく溢れてきて
溺れてしまいそうで
藁をつかもうにも
もう掌もなくなっていた
