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この素晴らしい世界を生きるために
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『オーデュボンの祈り』『重力ピエロ』『ゴールデンスランバー』など、いつも独特の世界観をもつ伊坂幸太郎さんの作品です。

この『ラッシュライフ』という物語も見事でした。
本の始めにエッシャーの有名な騙し絵がのっているのですが、まさにその騙し絵のような不思議に歪んだ物語でした。


泥棒を生業とする男は美学をもって魚につかまる。
17階から飛んだ父をもつ青年は解体される神を描く。
女性カウンセラーはサッカー選手とバラバラ死体とともにドライブする。
職を失った男は薄汚れた老犬の背中に救われる。

lash
rash
rush
lush

人生は交わり、離れ、また交わっていく。騙し絵のなかでは、上っても降りてもまたすれ違う。

歩き続けるのか、見上げるのか、座り込むのか。
ラッシュライフを生きるために。
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フリースタイルスキーモーグルの上村愛子さん、素晴らしい感動をありがとうございます。
もう「ありがとう」という気持ちだけです。


長野から12年、ずっと応援してきて、今日バンクーバーの斜面を滑り降り、美しいエアをきめる上村愛子さんをみて、涙がでそうでした。
見る度に成長し、どんどんきれいになっていく上村愛子さん。
すべての人への感謝を忘れない今の上村愛子さんが一番素敵です


上村愛子さん、大好きです
これからもずっと応援し続けます
悲しいけれど、心温まるお話でした

どんでん返しがあるわけでもなく、なにかに裏切られることもなく、とても素直に純粋に進んでいくお話というのは案外少ないものです。

2人の“小さな恋”も、切なさというよりもあたたかさを感じるものでした。


映画もみてみたくなりました
白石一文さんの直木賞受賞作です。

直木賞受賞前から、本屋さんの棚で見かける度に帯の言葉が気になっていました。

「ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ」
「だからさ、人間の人生は、死ぬ前最後の一日でもいいから、そういうベストを見つけられたら成功なんだよ。言ってみれば宝探しとおんなじなんだ」


そんなわけない、と思いながらもこの本がどんな“答え”を見せてくれるのかどうしても気になって読みました。

本のなかに“答え”はなかったけれど、ほんの少しだけ愛に近づけた気がします。


本当にままならない、本当にろくでもない、本当に素晴らしい世界で、「ほかならぬ人」に僕たちはもう出会っているのでしょう。

ネルソン・マンデラ大統領は、ラグビーをきっかけに南アフリカを変えようとした
緑と金のユニフォームを着たチームが、「one team one country」を象徴する存在になった奇跡の実話です。

それはラグビーだけではないのだろう。白人の黒人に対する差別や恐怖を、黒人の白人に対する偏見や憎しみを、一瞬でも越えていけるのは。
その試合の後、すべての黒人と白人とが手に手を取り合って生きていくなんてことはなかった。
けれど、ほんの一部でも、ほんの一瞬でも、同じものを見て、同じように歓声をあげて、同じように歓喜に我を忘れて抱き合ったことは、決して消えることはない。

30年もの月日を刑務所で過ごしても信念や夢や“赦し”を忘れなかったネルソン・マンデラは、なにものにも負けざる魂をもっていたのでしょう。

それは誰もが、もちろん僕ももっているのだと信じています
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