この素晴らしい世界を生きるために
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だいぶ前に読んで心に残っていたこの小説。
これを原作とした映画をDVDで観ました。
ある日、となり町と戦争がはじまった・・・。
町は一見平穏を崩さないが、ニュースでは戦死者の数が発表されている。淡々とした日常のなかに浸食していく“戦争”。
知らず知らずのうちに、“僕”は戦争の中心にいた・・・。
ちょっとコミカルに、でもリアルに、背筋がぞっとするような“戦争”が描かれています。
実際僕たちは、“戦争”に関係のないところで生きているのだろうか?
舞坂町はとなり町の森見町と戦争をします。
開戦日
五月七日
終戦予定日
八月三十一日
舞坂町役場
対森見町戦争推進室
【町勢概況】
町の人口 15,773人
世帯数 4,589戸
【人の動き】
転出 40人
転入 39人
出産1 3人
死亡 23人
(うち戦死者12人)
「あなたはずっと戦争に参加してるんですよ」
「いや、でも、俺は、俺は・・・」
「誰も殺してない、ですか?馬鹿を言っちゃいけない。殺してますよ、いっぱい。その手を直接汚してないだけで・・・」
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