この素晴らしい世界を生きるために
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たまたまNHK「爆笑問題のニッポンの教養」という番組を見ていて、そうとは知らずに宝箱を開けてしまったような、奇跡的な瞬間に出会いました(大げさでごめんなさい、まだドキドキしているので
)
正確ではないですが、爆笑問題の太田さんがこんなことを言ったんです。
「星の引力も、セックスも、いまこうして話していることも、僕たちはみんな“ひとつ”になりたいと思っているんじゃないかな?全部包まれる、中にはいる、相手とピタッと合う、そんなときを求めてるんじゃないかな?それはなかなかうまくいかないけど。」
「でも本当に“ひとつ”になってしまったら、つまらないんだ。分かれてないと“ひとつ”もわからなくなってしまうから。」
唐突だったから対談していた人もキョトンとした顔をしていたけど、僕は言葉通り身も心も震えました。それは、アプローチもニュアンスも違ってはいたけど、僕がずっと感じてきた感覚と重なるものだったから。
うまく表現することはできなかったけど、哲学を学ぶときいつも僕はその思いに動かされていました。
なかなかわかり合えないこの思い、相手の中にその欠片を感じることはあっても、それに触れることも、触れてもらうことも難しいものでした。それを会ったこともない人が、離れた場所で、ふと言葉にしてくれた。
もちろんそれが“ひとつ”なんてことはありえない。でも分かれている僕たちの目に見えない細い細い、“つながり”・・・・くらいには思ってもいいんじゃないかな?(期待もこめて)
この瞬間は僕にとって大事にしたい宝物です
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