この素晴らしい世界を生きるために
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友人のブログに紹介されていて、すごく気になって読みました。
この本に出会えてよかった、感謝します
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ひとりの女性の人生が、丁寧に丁寧に紡がれています。
激しくはないけれど、静かに深い感動を与えてくれました。自然と涙が溢れてきました。
「運命」というのは、ただ翻弄されるものでも、ただ抗うものでも、ただ受け入れるものでもなくて・・・
「めぐり合ったそれを我が手に掴み取り、必死の思いで守り通してこそ初めて自らのものとなる」という言葉について、これから自らの人生で実感できたらと思います。
また、「女性」というものについて改めて考えさせてくれました。
「男の人って、自分の人生より大切なものがあることに案外気づいていないでしょ。男は、結局、今っていう時間しか見てないのよ。今を積み重ねることが生きることだと信じきってるのよ。それに比べたら、私たち女は、長い時間の流れの中で自然に生かされているような気がする。現実に生むかどうかは別にして、子供を生むことができるっていう感覚だけで、自分という人間が最初から独りきりじゃないことを知ってるし、この自分のいのちが遠い未来まで繋がっていくことを実感として理解してるでしょ。」
んーすごい言葉だ・・・。
恋愛、結婚、仕事、家族、出産、死・・・運命について、深く印象に残るたくさんの言葉にこの本のなかで出会いました。
僕の人生のなかで、きっとまたこの本を読むことがあるんだろうな
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