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9月29日、沖縄宜野湾市の宜野湾海浜公園に11万人もの人が集結した。
その目的は、教科書検定意見の撤回と集団自決を巡る強制性の記述回復を求めること。
高校日本史の教科書で、沖縄戦で起きた集団自決について、従来は認められていた日本軍の強制性を趣旨とする記述に「沖縄戦の実態について誤解する恐れがある」と検定意見がついた。そのため教科書会社は強制性に関する記述を削除、修正することになった。
「日本軍に集団自決を強制された人もいた」
↓
「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)
たった一言の違いかもしれない。
でもその一言を削除することは、沖縄で死んでいった多くの人たちの命をないがしろにすることであり、そこで生き残った人たちのあまりにもつらい体験を嘘だと決めつけることであり、現代に生きる僕たちが戦争の“真実”を学ぶ機会を奪われるということなんだ。
だからこそ沖縄の11万人(全県民の約10分の1)が立ち上がった。
とてもすごいことだと思う。
同時に、まだ戦争は忘れ去られていないと感じることができた。何十年たっても“戦争”を語り、それを継いでいく人がいる。
沖縄だけの問題じゃないことは言うまでもない。僕たちの子どもたちのためにも、記述の回復を、そしてもう一度“歴史”が見直されることを切に願う・・・。
沖縄の動きを受けて、今日政府からこの教科書検定の見直しを示唆する発言がでた。
11万人で勝ち取った大きな一歩だ。
その目的は、教科書検定意見の撤回と集団自決を巡る強制性の記述回復を求めること。
高校日本史の教科書で、沖縄戦で起きた集団自決について、従来は認められていた日本軍の強制性を趣旨とする記述に「沖縄戦の実態について誤解する恐れがある」と検定意見がついた。そのため教科書会社は強制性に関する記述を削除、修正することになった。
「日本軍に集団自決を強制された人もいた」
↓
「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)
たった一言の違いかもしれない。
でもその一言を削除することは、沖縄で死んでいった多くの人たちの命をないがしろにすることであり、そこで生き残った人たちのあまりにもつらい体験を嘘だと決めつけることであり、現代に生きる僕たちが戦争の“真実”を学ぶ機会を奪われるということなんだ。
だからこそ沖縄の11万人(全県民の約10分の1)が立ち上がった。
とてもすごいことだと思う。
同時に、まだ戦争は忘れ去られていないと感じることができた。何十年たっても“戦争”を語り、それを継いでいく人がいる。
沖縄だけの問題じゃないことは言うまでもない。僕たちの子どもたちのためにも、記述の回復を、そしてもう一度“歴史”が見直されることを切に願う・・・。
沖縄の動きを受けて、今日政府からこの教科書検定の見直しを示唆する発言がでた。
11万人で勝ち取った大きな一歩だ。
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