奈良美智さんの絵とともに、よしもとばななさんの『アルゼンチンババア』です。
意外とまだ読んでいなかったこの本。
短い話だったけれど、やっぱり好きになってしまった。
いつもいつも、よしもとばななさんの描く愛のカタチに惚れ惚れしてしまう。
アルゼンチンババアことユリさん、お父さん、お母さん、みつこ
みんなとても悲しい思いをして、みんなとてもとても素敵なんだ。
この人たちの営みを心に思い描くだけで、ほかほかと幸せになってしまえるほどに
「どうして人が遺跡を作るのか知ってる?」
昔ユリさんは一緒に屋上で私の買ってきたごませんべいを食べていた時、私にこうたずねた。PR