この素晴らしい世界を生きるために
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太平洋戦争末期、「回天」という兵器があった
天を巡らし戦局の逆転をはかる、名付けて「回天」
改造した魚雷に人間が乗り込み、そのまま敵の戦艦に突っ込む
後戻りも、脱出もできない
一度発進したら、もう決して生きて帰れない
まさに「人間魚雷」
僕のおじいちゃんが、乗るかもしれなかった兵器だ
おじいちゃんは海軍にいて、戦争が終わるのがもう少し遅かったら、特攻隊に行かされていたという
その時のおじいちゃんは、いまの僕よりも若い
よかった
生きていてくれて、本当によかった
戦争をあつかった映画や本には
家族や恋人や友人、故郷や国を守るために死んでいった人たちが、美しく誇り高く描かれている
でも、僕にはただただ哀しく映る
たとえ大切なもののためであっても、自ら死にに行くことは、人の命を奪うことは
決して美しいことじゃない
「軍神」になんてならなくていい
蔑まれてもいい
臆病でいい
生きて、生きて、生きて
戦争の記憶と責任を背負って、今でも苦しみながら生きている
僕はおじいちゃんが大好きだ
だから、僕だって戦争に「関係ない」なんてことない
できることなら、その重たい荷物を少しでも軽くしてあげたい
できることなら、僕も一緒に背負って生きていきたい
天を巡らし戦局の逆転をはかる、名付けて「回天」
改造した魚雷に人間が乗り込み、そのまま敵の戦艦に突っ込む
後戻りも、脱出もできない
一度発進したら、もう決して生きて帰れない
まさに「人間魚雷」
僕のおじいちゃんが、乗るかもしれなかった兵器だ
おじいちゃんは海軍にいて、戦争が終わるのがもう少し遅かったら、特攻隊に行かされていたという
その時のおじいちゃんは、いまの僕よりも若い
よかった
生きていてくれて、本当によかった
戦争をあつかった映画や本には
家族や恋人や友人、故郷や国を守るために死んでいった人たちが、美しく誇り高く描かれている
でも、僕にはただただ哀しく映る
たとえ大切なもののためであっても、自ら死にに行くことは、人の命を奪うことは
決して美しいことじゃない
「軍神」になんてならなくていい
蔑まれてもいい
臆病でいい
生きて、生きて、生きて
戦争の記憶と責任を背負って、今でも苦しみながら生きている
僕はおじいちゃんが大好きだ
だから、僕だって戦争に「関係ない」なんてことない
できることなら、その重たい荷物を少しでも軽くしてあげたい
できることなら、僕も一緒に背負って生きていきたい
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